「イケてる！」と思わせる職務経歴書の書き方・テンプレート【営業職ver.】

職務経歴書は人生で数回しか使用することがないので、中々、うまく書けなくて当然です。

そこで今回は、営業の方向けに書き方のコツをお伝えいたします。

正解はありませんが一つの参考にしていただければ幸いです。

職務経歴書のテンプレート

職務経歴書のテンプレート（営業職用）を載せておきますので、好きにダウンロードして使ってください。

職務経歴書_一般用ダウンロード

職務要約

ここではシンプルに自分がやってきた経歴・仕事概要を記載をしてください。
特に以下の情報がメインになってきます。

何の商材を扱ってきたか？
カウンターパート（営業先）は誰か？
新規開拓営業か既存顧客深耕か？その両方か？
営業における実績

予算達成率〇〇％などは相手に凄さが伝わりにくいので【営業〇〇人中第〇〇位】 などを記載すると、わかりやすいかと思います。

また、商材やお客様の詳しすぎる情報を記載する方がいますが、正直さほど興味は持っていないかと思います。そういった内容は【職務経歴】に記載しましょう。

活かせる経験・知識・技術

面接を受ける企業が求めている人材を想像して書きましょう。全く求められていない経験などを適当に記載しても効果はありません。例えば、採用ページの募集概要に以下のような情報が記載されています。

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必須スキル
・主に経営者から課題をヒアリングし提案するソリューション営業力
・キーマンを見極めて動かす対組織営業力
特にマッチしそうなご経験
・ソリューション営業経験、無形商材での営業経験
・人材業界/IT業界でのマネジメント経験
・SaaSプロダクトのセールスやカスタマーサクセス経験
・業務/ITコンサルティング経験
求める人物像
・社会的に意義のあるプロダクトに携わることへのWillがある方
・困難な課題に対しても、社内外の多くのステークホルダーを巻き込み、折衝しながら解決まで持っていく粘り強さがある方
以下のマインドをお持ちの方
・誠実さ
・達成意欲(GRIT力)
・当事者意識
・プロフェッショナルマインド

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このように募集概要に丁寧に求めている人物像が記載されているので、

これらに共通する経験等を記載すると良いでしょう。

職務経歴

特に決まった書き方などはありませんが、基本的には直近勤めている企業から順番に記入していきます。

【業務内容】の部分は

・所属部署
・役職
・業務内容
・【実績】
・【ポイント】

などを記載しています。【ポイント】では『実績を出すためにどのように工夫を行ったか？』について記載しています。

The Model型組織

最近はTheModelのように

マーケティング
インサイドセールス
フィールドセールス
カスタマーサクセス

と、営業プロセスを分業化し、効率化を図っている企業が多くなってきています。そのため、「トップ営業マンの感覚」よりも、結果を出してきた営業手法に「再現性があるかどうか」が注視されており、営業プロセスを誰よりも言語化し、論理的にPDCAをキチンと回せる人が重宝される印象です。

以下に書き方の一例を記載します。

【営業スタイル】
プロセスを連絡先取得→案件化→契約獲得→継続率の向上に分割
①連絡手段獲得のために工夫したこと（見込客獲得）
※定量的と定性的なPDCAサイクルを書く
例）移行率（CVR）をいかに高めるかを工夫してきたかのエピソード。それにより、数字がどう改善したか『CVR:●●％➡●●％』
②商談に繋げるために工夫したこと（案件化）
③契約獲得のために工夫したこと（受注）
④継続率維持のために工夫したこと（継続数）
①～④を通じて
■■人に出会ったら●●名契約できる状態まで改善。
その結果、2019年　社長杯　入賞　（538位/約6,000人）
強み
①一気通貫でマーケ～カスタマーサクセスまでやっていたこと。
そのため、部門が分かれていても当事者意識を持ってフィードバックを行える。
※FSで受注率が悪いのは、出会い方に問題があったりする。
→積極的にフィードバックを残せる。
②無形商材の営業スキル
具体的に工夫してきたこと