マネジメント

成功者と失敗者の決定的な違い

成功者と失敗者の決定的な違いは何だと思いますか?

結論、両者は『当たり前の基準』が大きく違います。
時間、目標達成、頼まれごと、準備、振る舞い、習慣…
人によってこれらの『当たり前の基準』は本当に千差万別です。

私自身も最近在宅ワークが急激に増え、『当たり前の基準』を下げないために自戒の意味も込めて書きます。

転職時の面接準備の例

例えば、私は転職相談を一部の生業としているのですが
『面接の準備してきてください』
に対する求職者のアクションは大きく変わります。

①何も準備してこない。

②とりあえずやっつけで2行くらい質問回答表の準備をしてくる。

③「どのように答えたら効果的か?」を自分で調べ、面接官に3回「なぜ?」と聞かれても答えられる準備をしてくる。

④さらに、誰かとジェスチャーや話し方の実践練習までしてくる。

⑤加えて、身なりや髪型までもその会社に合わせて変えてくる。

このように『当たり前の基準』のバラツキが散見されます。特に私が支援している成果報酬型の営業領域では『当たり前の基準』が低ければ「活躍できない人間」と面接では評価されてしまいます。 当然①~②は準備不足と一蹴され、③〜⑤の人たちは面接通過率は高くなります。私自身、転職相談を行っていますが①②の人は残念ながらサポートは行っておりません。

成果報酬型の営業組織と当たり前の基準

私が勤めていた成果報酬型の外資系保険会社では、アポ取り一つとっても…

①目標アポ数に届かず毎回妥協する

②目標アポ数を達成する

③達成したいKGIから逆算してアポをより多く入れる。

④No.1獲得の為に自分の限界ギリギリまで全てのアポを前倒しする。

と、人によって基準が千差万別でした。

収入がなくなり生活すらも厳しくなる人は
①の目標アポ数の達成以前に、そもそも会社にも来ないでサボっている人が多かったです。おそらく、一つの妥協が次の妥協を生み、その結果サボり癖が定着し、プロ意識や覇気もなくなり、働けない人間になってしまったのかと思われます。

逆に、大きく成功していた人(年収5000万円超)は、ほぼ全員が④でした。自分の能力値限界ギリギリまで攻めているので、PDCA速度も凄まじく『仕事の質』が大きく高まることも相まって、記録を毎年更新してきます。そして、その基準の高さが目つきや言動、オーラに現れてきます。逆算思考ではなく、圧倒的積上げ思考です。

基準を高めるには

自分の『当たり前の基準』を引き上げたいなら、基準の高い人や基準の高い環境にいることです。そして、自分の当たり前という常識を刷新するべきです。

当然、基準の高い人は低い人を嫌うので居心地は悪いでしょう。それでも、その人の期待値を超えるような努力を継続して、習慣にしてしまえば『当たり前の基準』も上がっていることでしょう。

転職を考えている方は「企業が求めている基準がどのレベルなのか?」をしっかり把握し、現状と要求される基準の差分をしっかり埋める努力が必要です。

また、目標は常に目につくところに置いておくと、潜在意識に刷り込まれるので目標達成手帳など活用してみてはいかがでしょうか?

ABOUT ME
ばたけん
エンジニアから営業マンに転職し、営業管理職をしておりました。 現在は会社の代表取締役をしています。 筋トレが趣味です。 築古物件投資もしています。