ビジネス

疑似相関『それ関係なくない?』腑に落ちない指導方法

こんにちは。川端です。

全然両者に関連性がないのに、
あたかも関連性があるように説得してくる人。
あなたの周りにもいませんか?
そんな、日常生活・ビジネスにおける『疑似相関』についてブログを書きます。

日常における疑似相関

以前ツイッターでこのようにつぶやきました。

一時期、訳のわからないTVのコメンテーターが出てきて以下のような発言をしているのを聞いたことある方も多いかと思います。

「犯罪を犯す人間は『TVゲーム』をよく行っていた」

そして、『TVゲーム=犯罪の温床』みたいな論議をしたりしていますが、犯罪を犯さない人間もTVゲームはやっています。

これは…
「犯罪を犯す人間は『朝食』をよく取っていました」
つまり『朝食を取る=犯罪の温床である!』くらい論理破綻しています。

親の子供への教育でも…
A:アフリカの子どもたちは食べたくても食べられないの!
B:だから残さずご飯をお食べ

と、よく言われていますがAとBには全く関係ありません。

A=Bっぽいようで、実はA≠Bであることを『疑似相関』と呼びます。

ビジネスにおける疑似相関

そして『疑似相関』をビジネスの場に持ち込むと、マネジメントの迷走がスタートします。例えば、こんなことを言う上司がいたとします。

「成功するためには、この数字をやれ!」「成功するためには、素直になれ!」

そんな上司に僕は『成功=数字を残す』関係を明確にするために…

「まず成功の定義を教えてもらってもいいですか?」
「会社の売上がアップすることなのか?」
「評判が良くなることなのか?」
「社会的課題を解決することなのか?」
「自分がお金持ちになることなのか?」
「家族との時間を取れることなのか?」
「あなたが言う成功って何なんですか?」

…と問います(心の中で)。

成功の定義が『会社の売上アップ』なら『数字を残す』がリンクしそうですが、それ以外は微妙です。

そもそも「素直だから成功する」というのも、『素直』という解釈に注意をしなければ、上司の言葉を鵜呑みにして思考を放棄する人間になりかねないです。

A=Bである理由を明確に答えられる上司なら良いですが、A≠Bの『擬似相関』の状態のまましている上司なら、上司の器ではありません。マネジメントの迷走が起こり、組織が崩壊するでしょう。なぜなら、

「売上が下がる原因は、アポが少ないからだ!」
「売上が下がる原因は、人格が整っていないからだ!」

などと感覚で指導をしてしまいます。でも実際は…

アポが少なく、大きな売上を出している人もいます。
人格破綻気味でも売れている人はいます。

営業は『人と人のビジネス』なのでファジーになりがちですが、それに漬け込んで疑似相関なマネジメントをすると本当の改善点が見えないでしょう。
そのため、マネージャーは『論理的思考力と言語化能力』が特に大切になってきます。

マネージャーは特に、長きに渡って構築された常識を疑い、本質を常に考えていきましょう。

ABOUT ME
川端 謙斗
エンジニアから営業マンに転職し、営業管理職をしておりました。 現在は株式会社オメガイノベーションの代表取締役をしています。 筋トレが趣味です。 築古物件投資もしています。

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